毎日使う道具は機能性の追及だけではさみしい。そこにあると楽しくなったり、穏やかな気持ちになったり、 使うごとに深みを増していくものたち、時を経て尚今も存在してくれるものたちに敬意を払い長く大切に使う。 ほんの些細なことを大切にすることで心豊かな毎日が送れるのです。 物が溢れる時代だからこそ提案したい、自信と誇りを持って生まれてきた逸品たち。 少しでも暮らしのアイデアとなれば嬉しいです。
アメリカのオハイオ州シンシナティを拠点とする家具メーカー、グローブ・ワーニック(Globe-Wernicke Co Ltd)のクリップボードです。グローブ・ワーニックは、高品質なオフィス家具や書棚の製造で知られており、ファイリングキャビネットやデスク、オフィス用品全般を製造していて、ファイリング用品、ブックケース、ステーショナリーグッズなどの製造業者としても知られていました。1882年の特許に基づくブランド「Globe Clip」を使用しており、グローブ・ワーニックの初期の製品である可能性があります。木製のボードと金属製クリップの組み合わせは、19世紀後半から20世紀初頭のオフィス用品の典型的なデザインで、こちらのクリップボードは、リストやメモを管理するための実用品として、当時のオフィスや店舗で使用されていたようです。大変色目の良い木のボード部分が何よりのセールスポイントでメニューボードとしてもおすすめ、クリップ部分は薄い紙もしっかりと挟みこめます。とっておきのシーンで使いたいのはこんなクリップボードではないでしょうか。
Made in U.S.A.
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